抗アレルギー薬の眠気対策

抗アレルギー薬とは、アレルギー反応を引き起こす原因物質が体内に侵入した時に放出される、ヒスタミンという受容体を邪魔する事で、アレルギー症状が出るのを防ぎます。副作用が起きにくく、生じても軽いため長期間の服用も行える便利な薬ですが、副作用に眠気が存在するため、車の運転などに影響が出る場合があります。
ヒスタミンはアレルギー症状を引き起こすだけでなく、脳の中枢神経に作用し眠気を防ぎ覚醒を促す役割もあるため、薬が脳に届くと覚醒作用も抑制し、結果として眠気が生じやすくなってしまいます。

抗アレルギー薬による眠気の対策としては、覚醒作用のあるカフェインが含まれた飲料を摂取して、眠気を一時的に解消させる方法があります。カフェインはコーヒーや日本茶、紅茶などに含まれており、仕事中でも手軽に行える眠気対策です。摂取しすぎるとかえって眠れなくなったり、薬との組み合わせでカフェインを過剰に摂取してしまう可能性もあるので、ほどほどの摂取に留めておきましょう。
他には、清涼感のあるメントールが入ったガムなどを口にしたり、冷たい物を摂取する事も効果的です。ガムは顎を動かす事で脳が刺激を受けるので、眠気防止にも役立ちます。顔を冷たい水で洗ったり、ストレッチやマッサージなどで身体を動かすのも、手軽に眠気を取れる方法です。

抗アレルギー薬での眠気がどうしても防げず、日常生活に影響を及ぼすような場合は、医師に相談し薬を変更してもらう事をおすすめします。現在では眠気の副作用が生じにくい抗アレルギー薬も販売されており、車の運転や機械作業が制限事項に含まれていない薬も存在するため、抗アレルギー薬に対する選択の幅も広がっています。